PING PONG LABOの趣旨


初めてラケットを握った日のことを覚えていますか?

フォアハンドを教わり、ショートを教わった日。

サービスを覚え、初めて試合に勝った日のこと、覚えていますか?

誰でも最初は初心者です。

そして初心者のときは、誰もが「上達の達人」です。

 

しかしいつしか人は「上達の秘訣」を忘れます。

もしもあなたが、

「今日は調子が悪かった」

とか、

「スランプだぁ~」

なんてことを口に出したり、思ったりしたら、

それはあなたが「上達の秘訣」を忘れてしまっている証拠です。

 

武術研究者の甲野善紀先生の言葉に

「私にはスランプがない」

というものがあります。

これは常に絶好調だとか、

スランプに陥らないコツを知っているいう話ではありません。

 

甲野先生はこう言います。

「私は今の自分の今の状態を良いと思っていない。

せいぜい『以前よりはマシになったかな』という程度で、

ぜんぜん良いと思ったことがない。

だから、スランプがないのです」

 

そう、思い起こしてください。

初めてラケットを握った日、

初めてラケットを持った日、

あなたにはスランプはなかったはずです。

 

いつからか、自分の身に着けた技術に愛着を持ち、それを手放せなくなったときから、

あなたは「上達の秘訣」を忘れてしまっているのです。

 

あるいはこう言い換えてもいいでしょう。

 

あなたが上達の秘訣、あるいは必須の条件だと思っているもの、

あなたが信じて手放したくないもの、

それはもしかすると、あなたの上達を妨げている最大の要因であるかもしれないのです。

 

そういうあなたに必要なのは、次のように問いかけてみることです。

 

「今のままの練習で上達できると、本気で信じられますか?」

 

もちろん、その答えを見つけるのはほかならぬあなた自身であり、

誰もその代わりをすることはできません。

このサイトにも答えはありません。

 

けれど、絶え間ない探求を一人で続けていると、

時に苦しいこと、困難な状況に突き当たることも少なくないでしょう。

 

PING PONG LABOは、

「たゆまず上達を続けたい」という思いを持つ卓球人のために立ち上げたサイトです。

 

卓球を楽しみ続ける「道」を探究する一助となれば幸いです。